いざという時に慌てない!陣痛バッグ・入院バッグの準備完全ガイド

こんにちは!!

今回は私の入院バッグ・陣痛バッグの中身についてお話しします。

私は2025年2月に出産をしました。経膣分娩で子宮口7センチまでいきましたが、胎児の心拍低下のため、緊急帝王切開に切り替えました。なので、経膣分娩と帝王切開両方の必要なものやあってよかったものをお伝えいたします。

この記事でわかること

  • なぜ陣痛バッグと入院バッグを準備する必要があるのか。
  • 陣痛バッグに入れておくと良いもの
  • 入院バッグに入れておくと良いもの

この記事では、どんなものを準備すればいいのか、「これがあって助かった!」というリアルな声も交えながら、わかりやすくご紹介します。これを読んで、安心して出産の日を迎えましょう!

なぜ陣痛バッグと入院バッグを準備する必要があるのか。

出産は人生の中でも一大イベント、その瞬間は突然訪れます。「陣痛がきた!」「破水した!」そんな時にバタバタと準備を始めてしまうと、必要なものを忘れてしまったり、不安な気持ちになったりしてしまいますよね。

だからこそ、心にも体にも余裕があるうちに“陣痛バッグ”と“入院バッグ”を準備しておくのがおすすめです。この2つのバッグを用意しておけば、いざという時も落ち着いて行動できます。

入院バッグとは…

出産後の入院中に使うものをまとめたバッグのことで、お母さん自身が使うものと、赤ちゃんのためのものをそれぞれ用意する必要があります。

陣痛バッグとは

妊婦さんが陣痛を感じたときや破水したときに、すぐに持って病院へ行くためのバッグです。病院に到着してから分娩までの時間は、体力的にも精神的にも大きな負担がかかるため、この時間をできるだけ快適に過ごすためのグッズを準備します。

出産日を1日目として経膣分娩の場合は5日程度、帝王切開の場合は7日程度入院することになります。産院によっては、豪華なアメニティが付いているため、準備するものが着替えだけなんてこともあるかもしれませんが、準備が必要な方は是非参考にしていただければと思います。

ここからは、私の入院バッグ・陣痛バッグの中身を振り返り、あってよかった、いらなかったものなどを紹介いたします。

陣痛バッグの中身

  • ペットボトル用ストロー付キャップ
  • ペットボトル飲み物(ストローキャップがはまるもの)2本
  • 飲むゼリーなど(陣痛中のエネルギー補給!)
  • 耳栓
  • 靴下、レッグウォーマー(温めることでお産を進める)
  • 産褥ショーツ1枚、1枚は入院時に履いていくと良い。
  • 産褥パッド(夜用生理用ナプキンで代用可)
  • ヘアゴム
  • リップクリーム(呼吸に集中すると唇がとても乾燥する)
  • フェイスタオル 2、3枚
  • アロマオイルなどのリフレッシュ、リラックス用品
  • 入院用パジャマ(前開き)
  • 院内で履くスリッパや靴
  • 歯磨きセット

 陣痛バッグは陣痛室や分娩室の中で使用するものと、出産後のまだあまり動けない時に使用するものを入れておきました。

特に帝王切開の場合は、術後12時間前後動けずベッドに寝たきりの状態から、看護師さん付き添いや介助により着替えや歩行を行うので、入院バッグの方に入れて、陣痛バッグに入れるのを忘れがちですが、着替えや歯磨きセットは入れておくと良いです。

ペットボトル用ストロー付キャップは必須!

陣痛中にわざわざキャップ開けて起き上がって飲んでいられない!

経膣分娩の方は陣痛中、横になったままでも水分補給が可能になるので必須です。

ストロー付キャップは100円ショップにも売ってあり手に入れやすいですが、ペットボトルの大きさや種類によっては使えないものもあるので入院前に試しておくのが良いです。いろはすなどの柔らかいペットボトルや600mlのペットボトルなどは使用できないようです。

耳栓やアロマオイルなどは必須ではないが・・・

これらのものは必須ではありませんが、家とは違う環境で落ち着かなかったり、出産している別の人の叫び声が聞こえてきて、不安になったり緊張したりする可能性があります。

お産はリラックスが大事なので、周りに影響されるかも・・・という方は、リラックスできるものをお守り代わりに持っておくのもいいかもしれません。

不安や恐怖がお産の進みを悪くするので、これがあれば平常心を取り戻せる!というものがあるといいかも。

入院バッグの中身

必須アイテム

  • 保険証、母子手帳、診察券
  • 聴覚検査受診票
  • 入院時に必要な書類(産院から案内があったもの)
  • ボールペン、認印(今後の手続きなどで必要な場合があり、あると便利)
  • 財布(院内で買い物できるよう現金を入れておく)
  • マスク 複数枚
  • ティッシュ
  • メイク用品(退院の日しかしません。最低限で良いと思います。)
  • 退院時の赤ちゃんの肌着、ベビー服、おくるみ等
  • 退院時の自分の服
  • 下着や入院用パジャマ(授乳があるので前開きが楽!)
  • フェイスタオル、バスタオル(洗顔、歯磨き、シャワー等用)
  • シャンプー、リンス、ボディソープ、ドライヤー(産院になければ)
  • 自分のスキンケア用品
  • ヘアブラシ
  • ガーゼハンカチ複数枚(赤ちゃんお世話用)
  • スマホの充電器・モバイルバッテリー
  • 乳頭保護クリーム
  • ポリ袋 数枚

ここまでは、産院から案内があったり、旅行の時などに準備するものと同じようなものなので、大体の方が準備すると思います。

下着については、出産翌日以降からは産褥ショーツではなく生理用ショーツでも問題ないかと思います。ただ、分娩時は何度も内診などで、ショーツを脱がないといけないので、先生や助産師さんに処置してもらうのに、寝たままベリッと剥がしてもらえる産褥ショーツを履いておくのが良いです。

必須ではないが、あったら良いアイテム

  • マグカップやタンブラー(蓋付きが良い)
  • ↑を洗いたいなら使い捨て洗剤付スポンジがセリアにあります。
  • おしりセレブ (会陰切開でトイレが怖い時使える)
  • メイク落としシート(突然入院になった場合はあると助かる)
  • ハンドクリーム
  • 延長コード
  • ドライシャンプー(特に帝王切開の方は術後2日シャワー禁止)
  • 着圧ソックス(産後、異常にむくむ)
  • 洗濯ネット、ハンガー(洗濯物を入れて家族にそのまま渡すと楽)
  • 骨盤ベルト
  • 除菌シート
  • S字フック(ベッド周辺にかけて荷物を取りやすくできる)
  • ホットアイマスク
  • エコバッグ(院内の移動時に使ったり、家族に荷物を預ける時などに使える)
  • 腹帯または傷跡保護テープ(帝王切開の人)

こちらは必須というわけではありませんが、あったら便利というものです。

全てを持っていく必要はありませんので、参考にしてみてください。

緊急帝王切開だったから、腹帯など何も準備していなくて困った!

入院中は傷がとにかく痛く、服が触れるだけでも辛いので、腹帯を産院で購入しました。

帝王切開を予定されている方はあってもいいかも。

傷跡保護テープはアトファインにしました。現在も愛用中!

まとめ

準備は「安心」の第一歩。自分と赤ちゃんのために

陣痛バッグ・入院バッグの準備は、単なる“持ち物の用意”ではありません。それは、これから訪れる大きな出来事に向けて、心の準備を整える大切なステップでもあります。いざというときに慌てないためにも、必要なものをリストアップし、余裕を持って準備しておくことが何よりも大切です。

出産は何があるか分かりません。突然入院になることもあるので、32週に入ったあたりから少しずつ準備しておくと良いと思います。

また、産院によって必要なアイテムが異なることもあるため、事前に確認して自分に合った準備をすることも重要です。出産という特別な瞬間を少しでも快適に、安心して迎えるためにも、陣痛バッグ・入院バッグの準備は欠かせません。

準備は早ければ早いほど、心にゆとりが生まれます。赤ちゃんと出会うその日を安心して迎えるために、少しずつ進めてみてくださいね。

これから出産に臨まれる方や、そのご家族の方などの参考になれば嬉しいです。